就職をするならやはり大手企業が安心だというのは、年齢に関係なく感じることではないでしょうか。
大手企業の場合、福利厚生が充実していたり、また職場の環境も良いことが多いので、初めての就職先であれば他の職場と比較することが出来ませんから、働いているうちに不満が募り転職を考えたり、新しい転職先が決まらないうちに勢いで退職してしまう若い人もいます。
まず知っておいて欲しいこととして、大手企業への転職は簡単ではないということです。

大手企業に就職出来ているのであれば、出来れば人生の転換期など大きな変動がない間は転職をしない方が良いと思います。
転職を考えるのは大きな変化があった時の方が、新しい転職先を探すのも全職場と比較することが少ないので、行動を起こしやすくなります。
それでもどうしても転職を考えるような状況になってしまったとき、まずは準備をしっかりしておくことです。
大手企業の場合、社員の教育制度がしっかりしているところが多いので、研修や講習といった機会があればしっかり活用しておくことです。
そして転職に必要な、また必要と思われる資格などを習得しておくと、実務経験が少なくても転職に役に立つと思います。

実務の資格には色々ありますが、流行に惑わされず、将来の自分にとって役に立つもの、興味のあるものに絞り込んでおきましょう。
長く事務職を続けたいと考えるのであれば、簿記検定やコンピュータに関する資格などがあると良いでしょう。
運転免許なども取得できるのであれば、早い段階で取得しておくと通勤で必要になったり、業務上必要な場合でも対応が出来ます。
コンピュータに関する資格などは、目指す職種に必要と思われるものから始めておくと良いでしょう。